【2026/10/12】きのうのビットコイン

きのうのニュース

🏦 米BTC現物ETF、10月は7営業日で3.9億ドル流出

Decrypt によると、米国のビットコイン現物ETFは10月に入ってから最初の7営業日で、差し引き3億8,630万ドルの資金流出となりました。流出はビットコインだけではありません。イーサリアムのETFは9営業日続けて流出しており、ソラナのETFも10月は流出超です。主要な暗号資産ETFが、そろって月間でマイナスに沈んでいます。機関投資家の資金の入口とされるETFで流出が月初から続いており、10月の需給が弱いことを示しています。直近では小幅な流入に転じた日もあり、この流れが反転するかどうかが今後の焦点になります。

出典: Decrypt

⚠️ FRBのタカ派傾斜、今週の米CPIに警戒

10月7日に公表された FOMC 議事要旨はタカ派寄りの内容と受け止められ、先物市場では12月の利上げ確率がおよそ85%まで織り込まれたと報じられています。米国債利回りは高止まりしたままです。原油価格は1バレル100ドルを超え、米国とイランの軍事的な緊張も重なって、リスク資産の重荷になっています。9月分の米消費者物価指数(CPI)は10月14日に、次回の FOMC は10月27〜28日に予定されています。ビットコインを含むリスク資産の相場は、この2つの発表を前に神経質な展開になりそうです。

出典: cryptoticker.io

🏢 Strive、2,000BTCを約1.7億ドルで追加取得

上場企業 Strive が、ビットコインを2,000BTC、約1億6,900万ドル分追加で買い入れたと報じられました。財務にビットコインを積み上げる企業の動きは、相場が下がっている局面でも続いています。最大の保有企業である Strategy の保有量はおよそ84万8,000BTCに達しており、マイケル・セイラー氏はさらなる買い増しを示唆しています。ETF から資金が流出するなかで、企業財務による買いが需給をどこまで下支えできるかが注目されます。Benzinga は今週注目の暗号資産関連株として、BitMine、BitGo とあわせて両社を挙げています。

出典: benzinga.com

🚨 SafePal利用者、ウォレット3つから2.3万ドル流出を訴え

X のユーザー @kunaltradess 氏が、SafePal のウォレットから合計2万3,050ドル相当の暗号資産を抜き取られたと投稿しました。同氏によると、4つのウォレットはすべて同じ iPhone 上で別々に作成し、それぞれ別のシードフレーズを使っていました。そのうち3つから資金が抜かれたといいます。シードフレーズは紙のノートに書いて保管しており、取引を承認した覚えも、不審なリンクを踏んだ覚えもないと述べています。現時点では本人の申し立てにとどまり、原因は分かっていません。ウォレットアプリ側の問題なのか端末側の問題なのか、続報を見る必要があります。

出典: x.com

⚡ bitcoin-dev に新L2案「Lichen」が登場

ビットコイン開発者のメーリングリスト bitcoin-dev に、「Lichen」と名付けられた新しい提案が投稿されました。名前は「L2s In CHannels ENforced on bitcoin」の頭文字から取られています。表題のとおり、ペイメントチャネルの中でレイヤー2を動かし、その正しさをビットコインのベースレイヤーで強制するという構想です。ビットコイン上のレイヤー2をどう安全に組み立てるかは、Lightning の先を見据えた開発者の議論で中心的な論点の一つです。今回の案がソフトフォークを必要とするのか、ほかの開発者がどう評価するのかは、今後のスレッドの議論を待つことになります。

出典: bitcoin-dev

⚡ 再束縛可能な署名下での鍵の使い回しに警鐘

Uncensored Tech の記事「Risks of key reuse with rebindable signatures」が Stacker News で取り上げられました。テーマは、署名を別の取引に付け替えられる「再束縛可能な署名」が使われる場合に、同じ鍵を使い回すと何が危ないかです。記事の URL が示すとおり、一つの署名で複数の出力が使われてしまう事態を論じています。ビットコインのアドレスや鍵の使い回しは以前から勧められていません。署名の仕組みを広げる提案が議論されているいまは、その危険の中身が改めて問われています。ウォレット開発者や利用者にとって、鍵管理の前提を見直すきっかけになる論考です。

出典: uncensoredtech.substack.com