【2026/10/03】きのうのビットコイン
きのうのニュース
⚠️ 米9月雇用2.9万人と予想を大幅下振れ、BTCは8.6万ドル台
米労働統計局(BLS)が発表した9月の雇用統計で、雇用者数の増加は2万9000人にとどまり、市場予想の9万人を大きく下回りました。7月分は1万人の減少へ下方修正され、賃金の伸びも前年比3.0%へ鈍化しています。発表後は米国債利回りが低下し、市場は FRB の利上げ回数が減る方向で織り込み直しました。ビットコインは8万6000ドル台を保ちました。利上げ局面で景気の減速を示す数字が出たことは、ビットコインを含むリスク資産の地合いを左右する材料になります。
🇺🇸 米財務省、ルーブル建てステーブルコインのA7を犯罪組織指定
米財務省外国資産管理室(OFAC)は2026年10月1日、A7 Network を国際犯罪組織(TCO)に指定しました。同社が手がけるルーブル建てステーブルコイン A7A5 は、約16か月の間に180以上の主体を通じて1790億ドルを超える資金を動かしていました。ドルを迂回する並行的な決済網がすでに大きな規模で動いていること、そしてそれが米財務省の直接の標的になったことを示す事例です。暗号資産を使った国際送金に対し、米当局が制裁の枠組みで踏み込んだ形になります。
🇪🇺 オランダ課税案、自己管理BTCに36%の「幻の税」と批判
オランダで導入が迫る新たな課税制度について、ビットコインの自己管理を不利にして ETF へ誘導するものだと批判する論考が Stacker News で共有されました。筆者は、実体のない利益に課される実質36%の「幻の税」だと指摘しています。そのうえで、保有者にコールドストレージからビットコインを引き出させ、ウォール街の金融商品へ移させる設計だと論じています。欧州で自己管理と金融商品の扱いにどう差がつくかは、個人の保有者にとって見過ごせない論点です。
出典: inbitcoinwetrust.substack.com
🏛️ IMF、エルサルバドルのBTC購入違反を免除し1.38億ドル実行
国際通貨基金(IMF)は10月1日、エルサルバドル向けの14億ドルの拡大信用供与措置(EFF)について、第2回と第3回の審査を完了しました。同国がビットコインを積み増したことは合意条件への違反として記録されていましたが、IMF は支払いを止めず、違反を免除して1億3800万ドルの融資実行を認めました。IMF はビットコインに否定的な条件を課してきましたが、その条件を守らせる力の信頼性が大きく揺らいだと受け止められています。
🏦 南ア大手銀Absa、アフリカの銀行で初のBTCカストディ
南アフリカのヨハネスブルクに本拠を置く銀行 Absa が、アフリカの銀行として初めてビットコインのカストディ(保管)を手がけると報じられました。金曜日に Bloomberg が最初に報じたもので、同行は機関投資家向けにこのサービスを提供するとされています。アフリカの既存の銀行が自らビットコインを預かる体制を整えたのは、これが初めてです。この地域で機関投資家がビットコインに投資する経路を広げる一歩として注目されます。
⛏️ ArkPool始動、Bitaxe向けにArkで毎時の報酬払い出し
小規模マイナー向けのマイニングプール ArkPool が、メインネットのアルファ版として公開されました。Bitaxe のような小型機での採掘を対象とし、検証された作業量に応じて、条件を満たした参加者へ1時間ごとに Ark で報酬を払い出します。プールへの接続は Tor 経由で行い、接続設定とプールの統計情報は公開されています。小規模マイナーへの報酬の分配に Ark を使う試みとして、家庭での採掘とレイヤー2の両方の面から注目されます。
🚨 北朝鮮のBitget3.87億ドル窃取、ChainalysisがAIで追跡
9月24日に暗号資産取引所 Bitget から3億8700万ドルが盗まれた事件について、Chainalysis は北朝鮮による犯行だとしました。同社の調査担当者は事件以降、取引所と連携して資金の流れを追跡しています。同社は、この調査に AI をどう活用したかを公開しました。北朝鮮による大規模な取引所ハッキングは続いており、盗まれた資金を追跡する手法の進化は、被害の回復や資金洗浄の阻止に関わる重要な動きです。
⚡ Optech第425号、Eclair旧版のDoS脆弱性2件を公表
Bitcoin Optech ニュースレター第425号は、Lightning の実装 Eclair の旧バージョンに影響する2件のサービス妨害(DoS)脆弱性が、責任ある開示の手順で公表されたことを取り上げました。あわせて、信頼を置かない保存先を介して、複数の端末の間でウォレットのラベルを同期する提案も紹介しています。合意ルールの変更をめぐる議論など、定例の項目も収録されています。Eclair を使うノードの運用者は、使っているバージョンを確認する必要があります。