【2026/09/25】きのうのビットコイン
きのうのニュース
📈 150億ドルのBTCオプション満期へ、強気派は10万ドル視野
Bitcoin Magazine によると、金曜日に約150億ドル規模のビットコインオプションが満期を迎えます。満期を前に、価格上昇に賭ける建玉が下落に賭ける建玉より多く積み上がっており、強気派は10万ドルを視野に入れていると伝えています。これだけ大きな規模のオプションが一度に満期を迎える日は、市場参加者がポジションを見直す節目として意識されます。上方向への賭けが優勢であることは、足元の相場に対して投資家がどちらの向きを期待しているかを示す材料として読むことができます。記事は Mathew Di Salvo 記者によるものです。
📈 Strive CEO、2030年にBTC50万ドル到達を予想
Strive の CEO である Matt Cole 氏は9月23日、Bloomberg Crypto の番組に出演し、ビットコインを財務に組み入れる企業の事業モデルは壊れていないと述べました。同氏は年率50%の成長を前提に、ビットコインが2030年までに50万ドルに達するとの見通しを示しています。さらに、米国の債務問題の帰結を吸収するのはビットコインではなくドルであり、ドルこそが圧力の「逃がし弁」になるとの見方を語りました。ビットコインを財務に持つ企業を率いる当事者が、事業モデルの健全さと長期の価格見通しをあわせて示した発言です。
🏛️ FRB、ステーブルコインに1対1準備と強制清算の規則案
米連邦準備制度理事会(FRB)は9月24日、GENIUS 法を実施するための規則案2本を公表しました。FRB の監督下にあるステーブルコイン発行体に対し、発行額と1対1の準備資産を持つこと、2日以内に償還に応じることを求めるほか、資本が不足した発行体には強制的な清算を課す内容です。GENIUS 法は米国のステーブルコイン規制の枠組みで、今回の規則案は中央銀行がその運用の細部を具体化するものです。ステーブルコインは暗号資産の売買に広く使われているため、発行体に課される規律の強さは市場全体に関わります。
🇺🇸 退任控えるピアースSEC委員、プライバシー技術を擁護
Bitcoin Magazine によると、米証券取引委員会(SEC)のヘスター・ピアース委員が、プライバシーを守る技術を擁護する考えを示しました。「クリプトママ」の愛称で知られるピアース氏は退任を控えており、規制当局が暗号資産の利用者のデータをどのように集めているかを批判しました。規制する側にいる人物が、当局によるデータ収集のあり方そのものに疑問を示した点に意味があります。ビットコインの利用者にとってプライバシーは長く議論されてきた論点で、プライバシー技術に対する米国当局の姿勢が改めて問われています。
🇺🇸 Samourai開発者2人なお収監、恩赦求める声続く
Samourai Wallet の開発者である Keonne Rodriguez 氏と William Hill 氏は、現在も収監されたままです。TFTC は、利用者の資金を預からないプライバシー用ツールを公開したことで、何年もの人生を奪われるべきではないと主張し、恩赦を求める働きかけを続けるよう呼びかけました。Rodriguez 氏本人も「Notes from the Inside」と題した書簡で、収監されてからの日々を「人生で最悪の30日間」と書いています。プライバシー用ソフトウェアの開発者がどこまで責任を問われるのかは、ビットコインの開発者全体に関わる論点です。
🚨 Coinbase顧客狙う1600万ドル詐欺、23歳に禁錮12年
Bitcoin Magazine によると、Coinbase の顧客を狙ったフィッシング詐欺で約1600万ドルをだまし取ったとして、ニューヨーク・ブルックリンの Ronald Spektor 被告(23)に禁錮12年の判決が言い渡されました。父親と同居していた同被告は、人の心理を突いて情報を聞き出すソーシャルエンジニアリングの手口で、Coinbase の利用者から資金を盗んでいたとされます。システムの欠陥ではなく、利用者をだまして資産を引き出させる手口による被害です。取引所に資産を預けている人にとって、いちばん狙われやすいのが自分自身であることを改めて示す事件です。
⚡ L1で秘匿送金、論文「Shielded Bitcoin」公開
Clara Shikhelman 氏、Mikhail Komarov 氏、Aleksei Moskvin 氏が論文「Shielded Bitcoin: Private Transfers on the Bitcoin L1」を発表し、その平易な解説を開発者向け掲示板 Delving Bitcoin に投稿しました。ソフトフォークも運営者もブリッジも必要とせずに、ビットコインのベースレイヤー上で秘匿された送金を実現する提案だとしています。ビットコインは信頼できる仲介者なしに強い所有の保証を与える一方、取引履歴が公開されているという課題を抱えています。合意ルールを変えずにプライバシーを高められる点が、この提案の特徴です。
⚡ ソフトフォーク議論の停滞に問題提起、Delvingで投稿
開発者向け掲示板 Delving Bitcoin に「Softfork before GTA VI?」と題する投稿があり、新しいソフトフォークに向けた勢いが急に失われたことへの問題提起がなされました。投稿者は、数年前にはコベナンツの話題が盛り上がり、コミュニティ全体が合意に向かって動いていたと振り返っています。そのうえで、関心がその後オーディナルズやインスクリプション、ノードのポリシー、Knots をめぐる対立などへ移ってしまったと指摘しました。プロトコルの改良には長い合意形成が要るため、議論の停滞は次の変更がいつ実現するかに直接響きます。