【2026/08/27】きのうのビットコイン

きのうのニュース

🏦 ビットコインETFへ新規資金、上昇後も流入続く

Bitcoin Magazine は、ビットコイン現物ETFへの新規資金の流入がここ数日続いていると報じました。先週の大幅な上昇のあとも、この人気の投資商品には資金が入り続けており、記事はこの流れが今後も続くのかを論点として挙げています。ETFは証券口座から直接ビットコインへ資金を振り向ける経路で、ここを通る資金は個人だけでなく助言業者や機関投資家の配分も反映します。価格が急伸した直後は利益確定で流入が細ることも多く、上昇のあとも買いが続いているかどうかは、この上げが一時的な踏み上げなのか、より息の長い資金の移動なのかを見分ける手掛かりになります。

出典: Bitcoin Magazine

⚠️ 財務省の40億ドル買い戻し、史上2位の踏み上げ誘発

TFTC によると、スコット・ベッセント財務長官は8月19日、長期債の買い戻し操作を1回あたり40億ドルへと倍増させました。30年債利回りは19年ぶりの高水準付近から一時大きく低下し、これを起点にビットコインは22%上昇、1日で17億4000万ドルの売り建てが清算されました。記録上2番目の規模の踏み上げです。財務省の買い戻しは金利を通じて流動性の期待を動かす操作であり、板の薄い暗号資産に効くと、価格そのものより先に建玉の偏りが解消されます。今回の上げがどこまで実需の買いに支えられているのかを測るうえで、起点が財政側の操作だった点は押さえておく必要があります。

出典: TFTC

📈 VanEck、民主党政権下でもビットコインは堅調

Bitcoin Magazine によれば、VanEck の Matthew Sigel 氏は、ビットコインが好調であるために共和党の大統領を必要とするわけではないと述べました。いわゆるトランプ相場の追い風を前提にする見方に対し、民主党政権下でもビットコインは問題なくやっていけるという主張です。政権交代のたびに規制の向きが変わる前提で相場を組み立てると、選挙の結果そのものが保有の理由になってしまいます。運用会社の立場から、特定の政権を織り込まない見立てが示されたことは、政治日程を材料にした売買の根拠を弱める方向に働きます。実際の政策がどう動くかは別の話ですが、前提の置き方を問い直す発言といえます。

出典: Bitcoin Magazine

🇺🇸 SEC、暗号資産の保管規則改定案をホワイトハウスへ

TFTC によると、米証券取引委員会(SEC)は2026年8月25日、暗号資産のカストディ規則の全面改定案をホワイトハウスの行政管理予算局(OMB)へ送付しました。全文はまだ公開されていませんが、SEC が「適格カストディアン」をどう定義するかが、暗号資産の保管業務の全体像を決めることになります。誰が顧客資産を預かってよいのかという線引きは、運用会社が現物を持てるかどうか、取引所や信託銀行のどこに資産が集まるかに直結します。議会での立法が滞るなかで規制当局が規則の側から動いている局面でもあり、条文が公開された時点で読むべき論点はここに絞られます。

出典: TFTC

🇺🇸 BPI新事務局長にルミス議員の元法律顧問

Bitcoin Policy Institute(BPI)は、組織が拡大の局面に入るとして指導部の増強を発表しました。新しい事務局長には、シンシア・ルミス上院議員の法律顧問を務め、GENIUS 法・CLARITY 法・BITCOIN 法の立案に関わった Conner Brown 氏が就きます。あわせて Antonin「AJ」Scalia 氏らも新たに加わります。BPI は米国のビットコイン政策で立法側に近い位置から提言を出してきた組織で、上院の実務を知る人物が運営の中心に座ることは、今後の法案づくりで誰の言い分が通りやすくなるかに関わります。市場構造や準備金をめぐる法案が足踏みしている時期の人事という点も含め、政策の輪郭を占う材料になります。

出典: Bitcoin Policy Institute

🏢 CoinbaseとBetter、BTC担保住宅ローンを一般提供

Bitcoin Magazine によると、Coinbase と住宅ローン会社の Better Mortgage は、ビットコインを担保にした住宅ローンの一般提供を開始したと発表しました。両社は6月に最初のビットコイン担保ローンを実行しており、今回はそれを限定的な取り扱いから通常の商品へ広げる位置づけです。ビットコインを売らずに住居の購入資金を得られる経路が既存の住宅金融の側にできることは、保有者にとって売却を伴わない選択肢が増えることを意味します。同時に、価格が動く資産を住宅ローンの裏付けに使う仕組みが下げの局面でどう振る舞うかは、実績を見るほかありません。

出典: Bitcoin Magazine

⚡ Blockstreamが耐量子署名を評価、Hawkは脱落

TFTC によると、Blockstream Research はビットコイン向けの格子ベース耐量子署名について評価をまとめ、Falcon・Dilithium・Hawk の3方式を、オンチェーンのコスト、実装の複雑さ、導入時のリスクという観点から比較しました。このうち Hawk は、Anthropic の AI が鍵の復元につながる問題を見つけたことを受けて NIST の標準化から取り下げられ、候補から外れています。量子計算機への備えは署名方式の差し替えを伴うため、どれを選ぶかは手数料の水準や検証の重さに長く影響します。実装より手前の比較検討の段階ですが、選択肢が絞られ始めた点が今回の要点です。

出典: TFTC

⚡ Eclair v0.14.2公開、悪意ノードによる悪用の恐れ

ACINQ が開発する Lightning ネットワークの実装 Eclair に、修正版 v0.14.2 が公開されました。複数の不具合を直したパッチリリースで、そのうちいくつかは悪意のあるノードから悪用され得るとして、開発チームはアップグレードを強く推奨しています。あわせて bitcoind の扱いについての記述も明示的に加えられました。Lightning は相手のノードと直接つながって資金を動かす仕組みなので、実装側の欠陥は接続先から突かれる形になります。自分でノードを運用している側にとっては、更新の遅れがそのまま資金を置いたままの露出につながるため、公開の直後に対応しておきたい種類の告知です。

出典: github.com