【2026/08/24】きのうのビットコイン

きのうのニュース

🏦 米ETF週間流入26億ドル、昨年10月以来の規模

米国上場のビットコインとイーサリアムの現物ETFは、8月21日までの1週間で合計26億ドルの流入を集め、週間としては2025年10月以来の最大規模となりました。内訳ではビットコイン関連が大半を占め、8月20日には現物ビットコインETF12本だけで約6億ドルの純流入を記録しています。米財務省が30年債の買い戻しを大幅に拡大すると発表したことで長期金利とドルが低下し、リスク資産へ資金が向かいやすくなったことが背景とされます。機関投資家の資金が価格上昇と並走する構図が改めて確認された週になりました。

出典: en.coinotag.com

⚠️ 米財政懸念が追い風、BTCは数年ぶりの週間上昇率

Bloombergは8月23日、足元のビットコイン急騰について、米国の財政悪化への懸念が希少資産への需要を押し上げているとの分析を報じました。ビットコインは今週約22%上昇して5月以来の高値圏に達し、週間では数年ぶりの大きさの上げ幅となっています。米財務省が30年債の買い戻しを倍増させる方針を示したことが事実上の長期金利抑制策として受け止められ、ドル安と金利低下がリスク資産全般を支えました。発行量に上限のあるビットコインが財政リスクの受け皿として買われる構図が意識されています。

出典: Bloomberg

🇯🇵 Laser Digital、日本の暗号資産ライセンスを取得

Wu Blockchainのアジア週間ニュースまとめは、Laser Digitalが日本初となる「4年」の暗号資産ライセンスを取得したことをトップ項目の一つとして伝えました。同記事はアジア各国のニュース上位10本を扱う週次のまとめで、このほか韓国で10月に正式発足する重大犯罪捜査庁(総勢2,874人、うち捜査官2,567人)の下に仮想資産犯罪の合同捜査組織が設置されることや、韓国取引所のKRXが11月に新たな証券市場を立ち上げる計画にも触れています。規制と許認可の動きがアジア各国で同時に進んでいることを示す内容です。

出典: Wu Blockchain

🏛️ 9/11遺族、米政府のビットコイン保有に請求申し立て

米同時多発テロの遺族らが、米政府のビットコイン保有をめぐり請求を申し立てました。遺族側は、米当局がPrince Groupから押収したビットコインについて、イラン政府とのつながりを示す重要な事実を政府が省いていたと主張しています。押収資産が国のビットコイン準備に組み入れられていく流れの中で、その帰属を第三者が法的に争う動きが表面化した形です。差し押さえ由来の保有分は出所や権利関係の争いを抱え得ることを示す事例であり、米政府のビットコイン準備の実務に影響する可能性があります。

出典: The Rage

⛏️ ハッシュプライス2割急伸、マイナー採算に息継ぎ

マイナーの採算指標であるハッシュプライスが、8月18日の1PH/sあたり31.80ドルから22日には38.29ドルへと約20%急上昇しました。一方でブロック生成間隔は平均10分5秒とやや長めに推移しており、次回の難易度調整は約1%の低下が見込まれています。プールの勢力図ではFoundry USAが214.73EH/sで首位、Antpoolが156.17EH/s、F2Poolが110.62EH/sと続きます。収益環境の急改善は、厳しい採算に耐えてきたマイナーにとって久々の追い風となりそうです。

出典: news.bitcoin.com

⚡ Arkの仕組み解説、1つのUTXOを多数で共有

開発者のElle Mouton氏が、Arkプロトコルの中核概念であるVTXOと仮想トランザクションツリーを解説する記事を公開しました。主題は、多数の利用者が資金の管理権を自分で保ったまま、1つのオンチェーンUTXOを共有できる仕組みです。仮想的な出力であるVTXOを木構造に束ねることで、ブロックチェーン上には1つの出力しか置かずに多くの利用者の残高を表現します。オンチェーンの容量に縛られずセルフカストディを維持する道筋として注目される設計で、その内部構造を順を追って学べる内容です。

出典: ellemouton.com

⚡ コベナント実験用ノードエディタcovenants.diy公開

Delving Bitcoinで、コベナント(使途を制約するスクリプト)を実験できるオープンソースのノードエディタ「covenants.diy」が公開されました。画面上でノードをつなぐと、taproot出力の構築、tapscriptの組み立て、sighashの計算までを行い、内蔵のインタプリタがスクリプトを実行して各opcodeがスタックに与えた影響を報告します。ソフトフォーク議論が続くコベナントの挙動を、実際に手を動かしながら視覚的に確かめられる学習・検証環境であり、提案をめぐる開発者コミュニティの議論を後押ししそうです。

出典: Delving Bitcoin