【2026/08/20】きのうのビットコイン

きのうのニュース

⚠️ 米財務省の債務買い戻し倍増、BTC6.8万ドル突破

ビットコインが水曜日に6万8000ドルを突破し、24時間で3%近く上昇しました。引き金になったのは、米財務省が国債の買い戻し規模を従来の2倍以上へ拡大する計画を示したというニュースです。買い戻しは市場に出回る国債を財務省が引き取る操作で、規模が膨らむほど債券市場へ資金が戻り、長期金利の上昇圧力を和らげる方向に働きます。Bitcoin Magazineは、この報道が出た直後に価格が跳ねたと伝えています。利下げのような金融政策ではなく、債務管理の側から流動性の話が動いた局面で、ビットコインが真っ先に反応した一日でした。

出典: Bitcoin Magazine

📈 ショート筋17億ドル清算、急騰で総崩れ

水曜日の急騰で、価格の下落に賭けていたポジションが総額17億ドル分、強制的に清算されました。Bitcoin Magazineによれば、同日の早い時間に出た大きな陽線をきっかけに、ショート側の建玉がまとめて閉じられた形です。清算はショートの買い戻しを機械的に発生させるため、上昇がさらに上昇を呼ぶ連鎖になりやすく、実際の買い需要以上に値幅が伸びる原因になります。下げ方向へ傾いていた市場の姿勢が一日の値動きで巻き戻された格好で、当面はショート側の厚みが薄くなった状態から相場が動き出すことになります。

出典: Bitcoin Magazine

🇺🇸 トランプ氏、上院にCLARITY法案の可決要求

トランプ大統領がデジタル資産業界の幹部らと会合を持ったうえで、暗号資産の市場構造法案であるCLARITY法案を成立させるよう議員に求めました。Bitcoin Magazineによれば、大統領は法案を最後まで押し切るよう働きかけ、あわせてビットコインの追加購入を示唆しています。CLARITY法案は、どの資産をどの当局が管轄するかという長年の曖昧さを整理する内容で、業界が最優先で求めてきた立法です。大統領自身が採決を促し、さらに買い増しに触れたことで、政権と業界の距離の近さがあらためて示された形になります。

出典: Bitcoin Magazine

🇺🇸 FTX旧幹部2人に5年の取引禁止処分

米商品先物取引委員会が、旧アラメダ・リサーチ最高経営責任者のキャロライン・エリソン氏と、FTX共同創業者のゲイリー・ワン氏に対し、5年間の取引禁止処分を科しました。Protosが伝えています。刑事手続きとは別に、規制当局が市場での取引そのものを一定期間封じる形で決着を付けた例で、FTX破綻をめぐる後始末がまた一段進んだことになります。破綻から時間が経ってなお当事者への処分が続いていることは、当時の中央集権型取引所の運営が規制の側からどう評価されたかを示す記録でもあります。

出典: Protos

🏛️ 中国、デジタル人民元の運営機関を30社へ

中国人民銀行が8月17日にデジタル人民元(e-CNY)の運営機関へ新たに8行を加え、認可された運営機関は年初の10社から30社へと3倍になりました。TFTCによれば、追加されたのは地方銀行や都市商業銀行が中心で、大手行だけでなく地域の金融機関まで取り扱いの網が広がった形です。TFTCはこれを、利用を義務づける前段として最終的な流通経路を整える動きだと見ています。国家が発行するデジタル通貨の配布網が広がるほど、対照的にビットコインが持つ許可を必要としない性質が際立つことになります。

出典: TFTC

🏢 中国保険テックZhibao、2,380BTCを財務に

ナスダック上場の中国保険テック企業Zhibao Technology(ZBAO)が、8月17日に1億5470万ドル規模のPIPE増資を完了し、2,380BTCを自社の財務資産へ加えました。TFTCによれば、払込みは全額がビットコインで行われ、引き受けたのは米国外の投資家によるシンジケートで、レギュレーションSに基づく取引です。ドルを経由せず、法定通貨への橋渡しも挟まずにビットコインがそのまま資本として入った点が特徴で、企業がビットコインを財務に組み入れる動きが、米国外の上場企業と現物での払込みという形にまで広がってきたことを示しています。

出典: TFTC

🏢 メタプラネット買収案件、両側にEvo Fund

Protosによれば、東京のメタプラネットによるビットコイン購入の資金調達を担ってきたケイマン籍のEvo Fundが、同社が米国で進める買収の対象企業側でもワラントを保有することになります。買い手と売り手の双方に同じ資金の出し手が付く構図で、Protosは同ファンドを「デススパイラル・ファイナンスの王」と呼ばれる存在だと紹介しています。ワラントの行使は発行株式数の増加を通じて既存株主の持ち分を薄めるため、ビットコインを買い増す原資をどう調達しているのかという問いが、買収案件の側からもあらためて問われる形になりました。

出典: Protos

⚡ Bitcoin CoreのHWI、事実上の保守停止状態

Bitcoin CoreとハードウェアウォレットをつなぐツールHWIについて、開発者がGitHubのイシューで、ここ数年は実質的に保守のみの状態が続いていると説明しました。作業に充てる時間も意欲も確保できず、これまでほぼ一人で担ってきたプロジェクトだと述べており、今後この리포지토리をどう扱うかを問う投稿になっています。HWIは各社のハードウェアウォレットをCoreから利用するための標準的な窓口で、利用者からは見えにくい土台の部分にあたります。広く使われている部品が個人の手に支えられている構図が、あらためて表に出た形です。

出典: github.com